脳脊髄液減少症とは?

3)細井一成 様

この経験・・・一生忘れられない!!自分の胸に強く刻み込まれました.

・ 7月15日、無事に元気に退院しました

 今回は、腰椎(腰の部分から)から髄液漏れが起こっていました・・・・・しかも左足下肢麻痺つき左足の感覚を失い、そして足が動かなくなりまた、一ヶ月以上、車椅子生活を送りました。。。当時は将来的にどうしようと不安で仕方がなかったけど、熱海病院転院後、検査をし、治療

(ブラッドパッチ)を行い、1週間後、すべての機能が回復しました。治療やリハビリのおかげもありましたが、それだけではなく、病院でお会いした患者さんや医療従事者の方々、そして学校の先生や、友達の支えでここまでこられたことにとても感謝しています。本当にありがとう!!

日常生活で当たり前のことができるって本当に幸せなんだなとつくづく痛感し、考えさせられました。あの足の感覚が戻ったときの感動は忘れられない

嬉しすぎて本当にたくさん泣いた・・・・・

あれは、夕方のことでした。年が近くて、同じ病気で入院していた子と夕食を食べているとき、頭痛が

結構強かったので、ひとまず夕飯だけ食べて痛み止めを服用した・・・・・

そのまま病室のベッドに戻り、5時間くらい寝ました。23時頃に目が覚めると、ふと左足がむずむずするような感覚が!

 のちに温度感覚(暑い・寒い)が分かるようになり、まさか!と思って左足を触ってみると・・・・・・普通に感覚が分かったのです!!

 左右の足での感覚は特に変わりはなく、すぐにナースコールしました!

 夜勤の看護師さんが見てくれて、「本当によかったね!」と喜んでくれ、僕は嬉しすぎて泣きになきました・・・・・・そして、足に力を入れてみると、自分の思うとおりに動くようになったので思い切ってベッドから立ち上がりました!

 すると、ピン!と立てるようになったのです!

 さすがに一ヶ月足を動かしてないと変な感覚に陥りましたが、でも立ってみたら正直世界が変わった・・・・・・車椅子に乗っていた視線とたったときの視線ではぜんぜん世界が違いました!

 その後、先生やリハビリの先生にも伝えて、びっくりしたように「よかった!!」と

 喜んでくださいました。何人かの友人にも知らせて、ないちゃいました(笑)

 次の日、朝一番で学校に電話し、先生に泣きながら報告しました。担任の先生も本当に喜んでくださいました。しばらく、リハビリを続け、日常生活に支障がないレベルまでもっていき、今日に至るわけです。

 この経験・・・・・一生忘れられない・・・・自分の胸に強く刻み込まれました

 退院後、学校に登校し、みんなが「おめでとう!」と祝福してくれました!

 みんなありがとう!!!!!そして先生ありがとうございます!

 感謝の気持ち・・・・・ずっと忘れずに、人に接していきたいと思います。

 いままで多くの人々にお世話になってきました。自分をここまでしてくれたのは、

 本当にお世話になった方々のおかげです。

★ 細井一成様からのもうひとつのメッセージ

   僕の経験したことが、少しでも「脳脊髄液減少症」の患者様や親御様に、勇気や 希望を与えることができるのであれば、また、お役にたてたらと思います

* 普段健康で当たり前にできることは、本当は当たり前ではないのかもしれないと思っています。

* 人は支えあっていきてる…まわりの人々に助けられながら…必ずどこかで救われているのだと思います。

* 全てにおいて感謝しながら生き続けること人間にとって必ず忘れてはいけないことだと思います。

* 何かが起こって初めて気づくということ、見えてくること、世の中にたくさんあると思います。

* 原因は必ず結果をもたらす…本当にそうですね。この病気も「治療」というきっか けがあり、結果として必ず治ると信じています。

* 希望をもち、前進していくということは、この病気、いや病気だけではなく全てに言えることだと思います。