脳脊髄液減少症とは?

映像解説

RI検査の準備

●穿刺針
25ゲージペンシルポイント針(穿刺針)
22ゲージ針(ガイド針)

●延長チューブ


●局所麻酔
24ゲージ針(局所麻酔針)

局所麻酔薬

●造影剤
CTミエロ用オムニパーク10ml

インジウーム1ml

●計測棒

 

解説

(1) 局所麻酔(24ゲージ針)

(2)オムニパーク10mlをあらかじめ注射器に用意しておく

(3)ガイド針(22ゲージ針)を硬膜直前まで挿入

(4)ペンシルポイント穿刺針を硬膜内まで挿入

(5)脳脊髄液の流出を確認

(6)延長チューブを接合
これ以後は延長チューブで行う

(7)腰椎穿刺圧の測定
先ず、患者の姿勢を緩和し、腹圧を下げる

ガラス棒を延長チューブに並列させて測定

(8)オムニパーク10ml注入

(9)続けて、インジウム1ml注入

インジウムをAirで後押しし確実に注入する

(10)ガイド針から全て取り外す

 

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ブラッドパッチ

特発性脳脊髄液減少症の患者さんに2箇所のブラッドパッチを行います。
漏出部位を胸椎として、胸椎と腰椎上部にの2箇所に穿刺、ブラッドパッチを行います。

準備

●造影剤

●オムニパーク(脊髄造影用)
※カラー針で自家血用注射器と差別化

●自家血用注射器20cc…2本
※あらかじめ造影剤を4cc入れておく(20cc辺り)

●局所麻酔(24ゲージ針)

●穿刺セット
 硬膜外穿刺用注射器(ガラス)
 24ゲージ穿刺針

●生理食塩水

 

解説

(1)患者さんから自家血を採血。
あらかじめ造影剤を入れているので16ccずつ2回を採血。

(2)穿刺部を透視画面と合わせて確認し、位置決めを行う。

(3)局所麻酔を行う。

(4)抵抗消失法にて硬膜外穿刺を行う、透視画面で確認。
※造影剤を注入し更に確認。同時に確認画像を撮影。

(5)穿刺針に延長チューブをつなぎ、採血しておいた(造影剤混合)自家血注射器をセット。
透視画面で確認。

(6)自家血の注入。

患者さんとコミュニケーションを取りながら、状態を観察し行う。
今回は10cc注入時に患者さんに自覚体調を確認、更に投影画像を撮影。
続けて自家血を注入。

注入終了時に投影画像を撮影。

 

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